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世界唯一のオートバイ専門の車体計測機「GMDコンピュートラック」を使い、目測では判断できないフレーム・足回りの状態を調べます。
3次元測定器でフレームや足回りの状況を100分の1mm単位で計測する事によりフレームやステム・スイングアームといった部分の捩れや歪み等、現在抱えている問題が分かります。
車体の色々な状況を的確に捉え、不安定な要素を発見し安全な走行へと導くサービスを展開しています。
また、サスペンションを含めたディメンションチューニングも合わせネガティブな部分を知り、回避することでリスクを少なく安全に快適により楽しくワンランク上のハンドリングを提供します!
その計測結果にもとに問題のある車体を100%の状態にセットアップすると共にジオメトリーをライディングスタイルに合わせ最適に変更する事が可能となります。
車両を分解することなく、車体フレームのネジれやズレ、そして車体姿勢(ジオメトリー)を計測し、数値化します。
一度計測しておけば万が一の事故にも、車体が受けたダメージを証明することができます。
アライメントやフレームなどに問題があった場合、既存の修正機では実現できなかった精度で修正しバイク本来の走りを取り戻すことが可能です。
◆測定により判ること・・・
キャスター、トレール、ホイールベースなどの基本データは当然のこと、スイングアーム垂れ角、スイングアームピボット位置に加え、スイングアームピボットに対するステムシャフトの捩れ角度(フレームの捩れ)や前後ホイールセンターのずれ・向き、チェーンラインの状況までもが判ります。
◆測定から得られる効果・・・
1. バイクの車体に曲がり、捩れ等の異常がないか確認できる
2. 公表されているメーカー諸元値に対し自分のバイクの状態が把握できる
3. 操縦安定性を考慮した足付き性やポジションの改善が図れる
4. バイクの性格と走りに求められる方向性が判る
5. 求める走りに対してバイクをどのような方向にセットアップすれば良いかが見える
6. サスペンション等の足回りのアフターマーケット部品の変更時にベース出しが容易等々、バイクはバランスをとって走る乗り物です。
特にフロントまわりに関しては0.1度、1mm単位でその走りに影響が出てきます。
見えなかった何かが見えてくるとともに車体姿勢を整えることで、今までとは違う世界が感じられるようになると思います。
★GMDコンピュートラックによる車体計測は、予約制となっております、事前に予約をしてからご来店下さい。
ご予約は、電話(0853-22-0408)か予約フォームにてご連絡下さい。
1枚目:主要諸元
よくカタログ等で見るような、キャスター角やホイールベースなどといった主要諸元の他に、タイヤ外径やステムのオフセット量・スイングアーム垂れ角・スイングアームピポッドハイトなど、構成に必要なデータが記載されています。
尚、GMDでの計測は0G(前後輪が浮いた無荷重の状態)での実測値となりメーカーの公表している設計値を基にした諸元とは必ずしも一致しません。
タイヤの外径やチェーンの張り加減などでも測定値は変化します、同じ車種の実測値同士でも数値に微妙に違いが出る場合があります。
2枚目:トップビュー
ここでは真上からバイクを見下ろした構成が分かります。フロントタイヤとリアタイヤのセンターのズレやフォークの捩れ、リアタイヤが車体中心線に対して曲がって付いていないかなどの他に、オプションでチェーンラインの狂いなんかも記載されます。
3枚目:フロントビュー
こちらはスイングアームピポッドを基準にした、ステムシャフトの捩れ角やステムシャフトとフロントタイヤの位置関係など、オートバイを正面から見た構成が記載されています。
4枚目:リアビュー
真後ろから見てピポッド軸とリアタイヤの角度のズレからスイングアームの捩れが分かったり、フロントタイヤとリアタイヤの角度的ズレも記載されます。
GMDの真の力はジオメトリーチューニングにあります。
ジオメトリーチューニングにをする事により、タイヤが路面をグリップする力、非常に高いコーナリング性能、雨の日でも滑りにくい車体姿勢を作り出せます。
GMDで出力するデータの1ページ目はジオメトリーのデータです、それはハンドリングについて一番重要なのがジオメトリーだからです。
2ページ以降のアライメントデーターは、計測数値しだいで場合によっては車体トラブルです、チューニングと言うよりも修理修正が必要となります。
メーカーの車体設計は秀逸です。
あらゆるライダーが多様な使い方をしても一定の安全レベルを高次元で確保できるジオメトリーを試行錯誤で実現しています。
仕方ない事ですが、見方を変えればライダー個々の使い方や好みに対して完全に一致させる事をあきらめたジオメトリーとも言えます、大量生産が必要なメーカーの限界点です。
まったく2人乗りをしないライダーには比較的リヤサスは硬くハンドリングは緩慢だったり、ツーリングでは乗り心地もよく楽だがワインディングやサーキットでは今ひとつ楽しくなかったり・・・
個々のライダーの使用目的を絞れば絞るほど好みに合わせたジオメトリーチューニングが可能です。
それは吊るしでは無く特別にあつらえたオーダースーツのように・・・・・
GMDコンピュートラックでは、コンピューター上でジオメトリーシミュレションが可能です、メーカーには出来なかった、使用目的に合わせた理想の車体を作る為の強力なバックアップとなります。
またGMDには「スイートナンバー」と呼ばれるジオメトリーの黄金比が存在します。
理想のキャスター角、トレール量、スイングアームスロープ(垂れ角)、等にセットアップされた車体は絶大なグリップ力「ジオメトリックダウンフォース」を発揮します。
バイクのポテンシャルが大きく増大する事により、ライダーも今まで抑えられていた力が解放され、ライディングスキルもどんどん上がっていきます。
より安全に、より速く、そしてより楽しく、GMDで可能となります。
車体のアライメントがきちんとセットアップできるとサスペンションもきちんと動くようになってきます。
しかし、現在のサスペンションはコストダウンの影響をもろに受け、性能を充分に発揮できておりません。
折角ジオメトリーチューニングにより理想的な車体姿勢を得る事が出来ても車体を支えるサスペンションが駄目では台無しです。
当店では必要なサスペンションの働きを実現する為のチューニングを行っています。
現にチューニングすると、ブレーキがよく効く、ブレーキング時の車体姿勢が安定する、ギャップの走破性が格段に向上する、サスペンションの減衰力(ダンパー)不足による振られ等が解消されるなどいい事ばかりです。
チューニングしたサスペンションに乗りなれると、ノーマルサスペンションのダンパー不足が非常に良く分かるようになります。
耐久性については全く問題ありませんが性能を維持する為には定期的なオーバーホールが必要です。
ノーマルサスペンションでも定期的なオーバーホールが必要ですがダンパーがあまり効いていない為にへたりが徐々に進行してもあまり感じない(違いが分からない)傾向にあります。