先月末の話ですがMVアグスタのディーラー会議に行ってまいりました。
何かとドタバタで報告が遅くなっちゃいまして、会議で突然の発表があったBRUTALE 800 DRAGSTERもブログのアップ前に公開になっちゃいましたね(^_^;)
まぁ」今回の目玉はなんと言ってもRIVALE(リヴァーレ)800!
現車ははじめて見ます、多くのイタリア車のデザインがそうであるように、写真だけでは伝わらない美しさがあります。
会場は、世田谷のMVアグスタ東京、世界初のMV AGUSTA専門店で日本初のアグスタストアー店です。
1階はインディアンのショウルームとなっています、MVアグスタは4階フロアーとなってますのでエレベーターでお上がり下さい。
カラーは3色、人気はやはりレッドでしょうがブラックも赤フレームでかっこ良いです。ヘッドカバーは一部写真で赤いものが有り混乱中ですが現車は赤ではありませんでした。
ABS装着車も追加となりました、価格は以下の通りです。
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メーカー希望小売価格(消費税5%込):RIVALE800通常モデル 1,533,000円
メーカー希望小売価格(消費税5%込):RIVALE800ABS装着車 1,617,000円
消費税については4月以降は8%となりますので、ご注意下さい。
マフラーは日本仕様3気筒モデル共通の一本サイレンサーとなります。
見慣れちゃったせいか私的にはすでに違和感無しです。
凄いダウンフォースを発生しそうなフロントフェンダーのデザインですが、フェンダーはフェンダー、タンクはタンクと言った個別のデザインを全体のトータルデザインへつなげています、もちろん全体のデザインからスタートでしょうが個々のパーツのデザインを無視しない、イタリアならではの良い環境で育ったデザインかと思います。
そのフロントフェンダーですが、実はかなりタイヤとの隙間がタイトです。
指一本って所ですね(^_^;) フロントタイヤのサイズは120/70ZR17でピレリを履いてます。
メーカーによって同一サイズのタイヤでも外径が違ったりしますが、ピレリのタイヤでクリアランスが取れてますので、他銘柄のタイヤを履いても問題ないと思いますがサーキット走行等を考えると、もう少しクリアランスが欲しい所です。
フェンダー取り付けネジの所で上げれそうですけどね・・・まっ どうとでもなる箇所です。
ライトカウルに下サイドのメッシュグリル部分は、ほぼ飾り、案外ライトハウジングの冷却くらいにはなってるかもしれません(^_^;)
タンク下のシュラウドの内側にもメッシュグリルがあります、こちらはエアークリーナボックスに繋がってり、そのとなりの写真のダクトも繋がってるように見えます、またシュラウドサイドのエアーアウトレットともつながってます。
構造が良く分かりませんが、ブルターレ同様にフレッシュエアーインテーク的な作用で、F3のように積極的にラム圧を取るタイプではないと思います。
こちらタンクの先端部分です、かなり尖っていますが、どこまでガソリンが入ってるんでしょうか?
造形に自由度の高いプラ製タンクならではの形状、ワックス掛けで萌える曲面ですね。
ちなみにタンク容量は12.9L、F3やブルターレと比べて約3L少ない容量となります、燃費は似たような物でしょうから航続距離は少し短くなりますね。
DUCATIハイパーモタードで採用されていたハンドガードにミラーとウインカーがついたタイプです。
2番煎じ感ありますが、元をただせばタンブリーニにどこかで繋がるデザイナー達ですので、元ネタはタンブリーニかもしれませんし、テルブランチの真似しただけかも知れませんし・・・・
でも,色々とDUCATIに先にやられてる箇所が多いですね(^_^;)
ミラーを開いた状態での全幅はハイパーモタードより少し狭い感じがします、後方視界は良いです。
またウインカーの外側隣にはLEDのデイライトがついています。
取り付け方法も外側はハンドルバーエンド部分と定石ですが、内側はレバーホルダーのクランプと一体となりスマートです。
ただハンドガードのような壊れやすい箇所に色々部品がつくと・・・・(^_^;)
シートは前後一体のワンピースです。
外すと写真のような感じで後ろ側はETCがとりあえず収められそうなスペースが有ります。
前側は途中までタンク、その後ろにバッテリーとコンピューターが納まります、バッテリーにアクセスし易くなったのは助かります、F3やブルターレはここまでタンクでした。
リヤサイドは穴が開いておりサブフレームの一部にアクセスできます、すなわちグラブバーです。
テールカウルの上面が、あたかも蓋のような形で開きそうですが、何の役にも立ってない?・・・?
フロントフォークやホイール、ブレーキローターはF3 800と外見は同じものを使っています。
ブレーキキャリパーはF3と同じタイプかなと思いますがbremboの文字が浮き文字で文字部分が削りの処理です。
フォークには何か、何処かで見た事あるような、無いようなデザインのマルゾッキのロゴステッカーが貼って有ります。
ポジションはブルターレ以上にアップライトでステップもかなり前方に位置します。
シフトロッドはF3もブルターレもアルミ製のサイドパネルフレームのロッド用に設けた穴を貫通してましたが、さすがにここまで前方にステップが位置すると大きく取り回しの変更が必要となり、ほぼリンクロッドは真下に向かってシフトペダルの途中にピロボールが接続となります。
フロントスプロケットカバーにナイスデザインのトンネルがつきます。
右クラッチ側には、大きな変更は無いようです。
オプションのエンジンスライダー、クラッチケースカバーは、こんな感じです。
シート高は、かなり高い方の部類に入ります、純正オプションでローダウン用のリンクとローシートが発売されます。
両方あわすと4~5㎝ダウンするようですので、上体の立ったアップライトなポジションと細身の車体、軽い車重も相まって、身長が170㎝切る方でも、そんなに不安なく乗れそうです。
メーターは新デザインの液晶デジタル、わりとオーソドックスな左右対称デザインとなりました。
非対称のインパクトあるデザインではないですが、私的には、収まりどころが自然で何か気持ちがソワソワしなくて良いです。
リヤフェンダー(ナンバーステー)はディアベルとかと同じ手法でスイングアームのリヤアクスル部分からタイヤを回り込むように取り付けられます。
テールランプは左右のサイドカバーに取り付きます、それ以外のナンバー灯、ウインカー、リフレクターはこちらのリヤフェンダーに付きます。
これらのランプ類は全てLEDとなっており、そろそろ白熱電球の絶滅も近いかなと感じるこのごろです。
BRUTALE 800 DRAGSTERも発売になり、3気筒ファミリーも増えてきました。 モーターショー出品のツアラーっぽいのが発売されれば一段落と言った所でしょうか?
MVアグスタは過去最多のモデルラインナップとなってきました、100万円台でどれにしようか選んでMVアグスタが買える時代となりました。
夢を膨らませてはいかがでしょう。