ミシュランの新製品です。
MICHELIN PILOT ROAD3 は、多くのライダーに支持されている、スポーツツーリングラジアル PILOT ROAD2 の更なる進化モデルです。
滑りやすい路面状況においてライダーへ安全と安心感を提供する事を目標に開発され、スポーツツーリングタイヤに要求される、トータルパフォーマンス(安全性・経済性・乗り心地)を高次元でバランスさせています。
MICHELIN PILOT ROAD 3 は、特徴的なフルディプス・サイプ(メイングルーブと同じ深さまで施したサイプ)を採用しています。
このサイプの採用により、日常的に遭遇する湿潤路や冷えた路面など、スリッピーなロードコンディションに於いて、以前からの2CTコンパウンドと相まって高レベルのパフォーマンスを発揮します。
*サイプとはメインのグルーブよりも細かなグルーブを指し一般的にウエット性能の向上やグリップ力を補強する役割があります。
と、ここまでMICHELINからの資料を参照。。。。。
サイプというとスタッドレスタイヤを思い浮かべますが・・・・
右の写真がフロントタイヤのサイプ部分。
フルディプス・サイプと言われるメイングルーブと同じ深さの切り込みが分かると思います、メイングルーブのデザインはロード2と同じV型グルーブから頂点を無くした感じです。
デザイン的には?・・・・まだなじめません(特にフロント)
サイプは特にフロントが多く、全周に渡り約1.5センチ間隔で入っています。
左の写真、こちらはリヤのサイプ。
ディンプルを結ぶようにサイプが入っています、ロード2とまったく同じパターンの上にディンプル付きでサイプが追加されています。
タイヤのコンパウンド自体はたぶん固い物を使っていると思いますが、触った感じはロード2より若干固い?先入観でしかないような微妙な感じ。
サイプによって排水性が向上し、固いコンパウンドでもトレッドゴム剛性を弱くする事で温まりやすく、グリップ力を確保しながら大きなトラクションのかからない、たとえば一定速度での巡航時などでの耐摩耗性を向上させているのかな・・・・・と勝手に想像します。
偏磨耗しないか心配ですが・・・・・ (15度の角度をつけたサイプにより偏磨耗しないらしい)
ピュアで使ったLTTは採用されていませんので重さはロード2と変わらないくらいです、サイプの分軽いかな?
価格はロード2の1割り増し程度、パワー2CTとの間くらいでしょうか。
MICHELIN PILOT ROAD2 と同様のサイズを順次発売の予定です。